宇宙食

f0141867_614411.jpg


先月日系の書店に「天然生活」という雑誌があったので買ってみた。
日本よりは月遅れで販売しているのだけど、なかなか地味でのんびりゆったりがテーマの雑誌。
本も雑誌も借りるばかりで自腹切って買うことが殆ど無いので、たまに買うと載っているネタはできるだけ使いたいと思うもの。この雑誌に載っていた「リンゴの砂糖漬け」を作って、これまた同じページの載っていたリンゴのトーストをおやつに焼く。

砂糖漬けにしたリンゴがしゃくっとしていい感じ。完全に火を通すよりもいいなあ、今度これをマフィンに使おうと思っていたら、ナーとニーからブーイング。

「生のリンゴの方が美味しい!」

って、「違う」ものなんだから一緒にしないで欲しいなあ。
最近味が分かるようになって来たと思ったけれど、やはり根本的に「果物は生」がいいようで。

はいはい。

f0141867_615144.jpg


さて、これは昨日ナーが学校から持ち帰った"Space Food"、宇宙食ですね。
担任の先生がNASA(の博物館)に遊びに行った時にお土産もの屋さんで買ってきたそうで、理科の授業の際に皆に配られたらしい。

先生が払ったお金は70ドルだったそうで、教材費としては結構な額でないかと思う。
こちらでは授業の大枠は決まっていても、何を使ってどう教えるか、は先生任せ。
教材も宿題も、学年が同じでも先生に寄って違うことがある。

授業中に何かを食べると言うのも日本にはない習慣だし、クラスによって食べたりもらったり、何もなかったりというのは「不公平だ」ということでこれまた今の日本ではあり得ない話じゃないかな、と思う。

「公平」を叫ぶ国にして、「公平」への感覚が違う国柄。着いていくのが大変なので、最近はあまり深く考えないようにしているのだけど。(笑)


さて宇宙食の話、今時はもうこんなドライフーズじゃなくて、よく出来たレトルトが使用されてるというのは子供達も了解済み。「珍しいと思ったから」家族皆で食べようと、ナーは学校で食べずに家に持ち帰って来てくれたと言うわけで。
今日は子供達も早帰り、昼ご飯の後に皆で食べた。結構イチゴがイチゴ也に、リンゴはリンゴ也に香りも味も残っていて美味しいね、なんて言いながら食べた。

教えたわけではないのに、彼女達は何かあると必ず「分けっこしよう」と言う。一人で食べたらいいのに決してそれをしない。
レストランでも全員が違うものを頼んで皆でシェアする。
時に目に余って、「お行儀悪いから一人で食べてしまいなさい」と言うこともある。

なんて言うのかな、この感覚。
食べ物がシェア出来るって、家族だから、かな?
優しいって言うのかな。なんて言ったらいいんだろう。

でも、こうやって「分けっこ」する気持ちがある限り、私たちはずっと家族だと思うよ。
大きくなって、どこかに巣立っていってしまっても、宇宙の果てまで飛んでいってしまっても。ね。
[PR]