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子どもと過ごす夏休み

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朝6時、芝生についた露。日の上がるほんのわずかの時間だからこその、きら、きら。
とまあ、こんなこと書くと聞こえがいい?のだけれど、パンもお菓子も焼いてないので写真がなく。
全景は元からして「工事現場」のような荒れ具合なのでお見せ出来ません。(笑)

夏休みが始まって2週間経過。学校に通う日々から夏休みへの「慣らし期間」を経て、ようやく家族揃って「夏休み時間」に馴染んで来たような気がする。
今週から子ども達のスポーツアクティビティが始まったので、午前中ナーはテニスとバレーボールの掛け持ち、ニーは2時間テニスレッスン。シャツの下に水着を着ていって、テニスレッスンが終った後ついでに、テニスコートの隣のプールで「スイミングレッスン」も受けたらどうかと勧めたが、2人から、

「それは無理だと思う〜」

と、はっきり拒否されたのでちょっとがっかりしている、ちょっとサドな母。(笑)

朝5時半に近所にほんの30分弱ジョギングに出かけ、午前中は2人のアクティビティに運転手として行ったり来たり。午後は宿題だの、友達の所に行くだのごちゃごちゃしている内に夕飯の時間となり、日が落ちてから庭に出て、ひょろひょろと飛ぶ蛍を観ながら土をほったり草をむしったりしている。

三食のご飯も手抜きなれば、パンを焼く間もなく。そろそろペースが掴めて来たので復帰したいとおもいつつ、パソコンの電源を入れる気力も湧かないほど体力的になかなかツライ毎日。

そもそも、この歳になって子どもとジョギングしたり、シャベルもって土起こしたり。私の人生設計では、この歳になってそんな力仕事する予定ではなかったのだ。やはり、子どもは早く産むに限る、とつくづく思う。

体力的にも学力的にも、人生のピークを下り始めて既に20数年。
急速に加工する私の曲線と、急速に上昇する彼女達の曲線が、今年はまさに交差しているような。
彼女達と過ごす一日は自然な感じて同調しているのだけれど、恐らく来年の夏になれば、私はナーの背中を見ているだろうし、ニーはそばに居てその横顔を眺めることはできても、彼女はもう先を見ていて、私を追いかけて来る事もないだろうと思う。

今年は日本に帰らなくて良かったな、と思う。
この田舎でひっそりのんびり、でも、ちょっと子ども達に振り回されながら、時間の共有を満喫できるのだ。

もしかして、こんな夏は最後かもしれない。

交差した曲線は、恐らく急速に離れて行って、同じものを見ているようで、同じには決して見えない。確立した一個の個人として、彼女達は彼女達の世界を作り上げて行くのだろうと思う。


おおっと、お迎えの時間です。Mom's Taxi、出番です。