リンゴのタルトと問題の決着と

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ここの所ずっと忙しかったのです。コメントのお返しが遅くなってすいませんでした。サンクスギビングを控え、しかし、サンクスギビングとはあまり関係ない事でドタバタしており。
忙しくなってしまった一番の理由は、「家中ひっくり返して片付けをしていた」という、限りなく趣味に近い自己都合・・・「またか」という感じ。

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タルトを焼いた。焼き上がったのは午後4時半。
もうテーブル周りは夕飯の支度。雨降りの外は、そうでなくてももうすでに暗く、室内の灯りに圧されて写真もオレンジ。かといって、日の高い内に焼き上げるのは・・・
これからこんな感じの正体不明の写真が続くと思う。不出来なお菓子の顔が隠れてそれも好都合か。

明日は「サンクスギビングホリデーに入る前日」という理由だと思われ、夫の会社の女性スタッフ達は、お昼ご飯を持ち寄りでポトラックランチをするらしい。夫が

「俺も誘われてしまったから何か作ってくれ〜」

と言うので焼いたリンゴのタルト。
そもそも別件でタルトを焼く予定があったので、仕込みの手間が省けて一石二鳥。

夫のタルトはセールになっていた安いリンゴをソテーしたもの。
私が持って行くのは、柿やベリーを使ったタルト(の、予定。明日焼く予定)。

まあ、わざわざ言う事でもないのだけれど。(笑)


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さて私は私なりに忙しいというのに、連日学校訪問が続く。
昨晩は、ニーが週1回放課後に学校に残って遊んでいる(失礼)ホッケーのお披露目があった。なかなか身体を動かす機会が無いので、こういうものには積極的に参加して、なんとか身体を作って欲しい。

と、見ていて(あらためて)気がついた事は・・・ニーには協調性がないってこと。先般もらった1学期の通知簿、体育のコメントで

「時間中絶えずクラスメートと討論している。今は技術ではなくチームワークを養う時期なので、どうか保護者も気をつけて欲しい」と。

担任が「なぜ『大人しくて礼儀正しい彼女』がこう言われるのか実は分からないのだけれど」と言っていたが、何の事は無い、授業中は発言もせずに大人しいが、体育は俄然ワンマンに張り切りまくり、失敗したらすねて八つ当たり。切れたらルール無視でふざける。恐らく点数取れて浮かれていようが、失敗して怒ってみようが、常に友達相手に気持ちをぶつけている彼女は「討論している」ように見えるのかもしれない。一方的な感情の発散なので「討論」しているわけではないけれど、チームワークを乱すのは同じ事。

ふんとに、もう。彼女こそ日本に帰して、禅寺に入れて修行させたいと思うのだけれど。

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続く今日は降って湧いた授業参観。

「お昼にニーのクラスで『お芝居』をするから見に来て欲しい」

と前夜に招待状を渡される。

「本当はお母さん達にみせるものではなかったんだけど、ママが見たいって言うから先生にお願いしたんだよ〜」と。

ひぇ〜、そう言われたら行かないわけには行くまい。

「クラスの中で一番しゃべる量が多いんだよ!」

と言うニーの役柄は・・・ナレーション!
台詞の少ない普通の読み物。脚本等なく、本をそのままなぞって行くので、彼女が殆ど本1冊朗読したようなもので。それは確かに、他の子より圧倒的に量は多い。(笑)

ナレーションだから本当は壁の向こうか、絵の後ろに隠れて声を出すはずだったらしいが、これも

「ママがカメラとビデオを持って来る」

と言ったら、顔の写りやすい場所に立ち位置を動かしてくれたそうで。

先生、色々とすいませんでした。おかげさまで良いものが観れました。


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と、ここまでも随分たらたらと長くなってしまったけれど、更に書かずに済まない。一悶着していた「帰国問題」の話題。
結局、二転三転しながらも、「もうしばらくこちらで頑張る」ことに相成った。

「なんだ、結局そうなんだ」

と期待はずれに終った皆様にはすいません。(笑)

ナーは帰りたいと言っていた。
ニーは「わからない」と言っていた。
私は帰ろうと思っていた。
夫は帰るなと言っていた。

「帰国して日本の学校に進みたい」というナーの願いはここで一旦延期になった。本人がこの決着をどう咀嚼して飲み下したかは実は掴み切れていない。

「親の言うことだから」と我慢しているような気もするし、
「家族が離れてはいけない」と納得しているような気もする。
「日本にいつでも帰れるように」と決意新たにしたような気もするし、
「日本に帰らずとも、このチャンスを楽しむべし」と前を向いたような気もする。

家族で結論づけた翌日、ナーは一日涙目をしていた。
放課後も部屋にこもっていた。

けれど今はすっかり元に戻っている。その背景には一昨日、現地校で成績優秀者の表彰を受けたという大きなモチベーションを得たという理由も大いにあり。

子供の成長ぶりに驚いた。
子供の将来が自分の欲よりもずっと重かった。
意外に気持ちが通じ合っていなかったということも思い知った。

おかげで自分達の立ち位置をもう一度見直して、また新たなスタートを切った。そんな気がする。


さて先のお片づけ。もう帰国するつもりで「要らないものを捨てる」作業にいそしんでいたのが実態。荷造りの予備段階、引っ越すつもりだからかなり本気の整理整頓。7年半で積もった「がらくた」を一気に掻き出してドネーションセンター(寄付として中古品を受け取ってくれる)に持って行き、後は週末のリサイクル回収を待つ。

朝から晩までシュレッダーの前に座って、紙の山をただ粉砕していた日もあった。
ホントウハ、ワタシモカエリタカッタノデス。

とか言って、もういいのだ。もう落ち着いたもの。
閉じるつもりだったこのブログも、まだもうちょっと続けられるかも。

色々ご心配下さった皆様、お騒がせして本当に申し訳ありませんでした。
またこちらでしばらく、頑張ったり、楽しんだりしたいと思っています。

ありがとうございました。
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