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長すぎるマフラー、新型フルの予防接種

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クリスマス前に編み始めたマフラーは、とあるお店で見つけたマフラーを気に入って、しかし、買う前に自分で編んでみるか?と挑戦したもの。
カレコレ3週間かかって、昨夜やっと編み上がった。子供の宿題をみながら、子供とDVDを見ながら、子どもが寝てから。合間合間に編んでいたのだけれど、席を立つ度に間違えてしまうものだから、再開する時はいつも「解く」ことから始まって・・・恐らく編み上がった長さの1.5倍は編んでいると思う。

冗談ではなく。

「ニーの身長ふたり分の長さにする」と言う冗談が、編んで編んで本当にその長さになり、アイロンを掛けて仕上げたらプラス10%ぐらい長くなって・・・ちょっと巻ききれないので、残念ながら少し解こうと思っている。

超極太の糸を使った(他に適当な糸が見つからなかった)のと、幅も広くて長くて、つまるところものすごく「重い」。
「寒い内に編めて良かった」と思いつつ肩がこるコト必須で、さて使用頻度はどうなることやら。

ちなみに、欲しかったマフラーはコレ(の、本当は真っ白が欲しかったのですが、糸を見つけることが出きず、残念)。↓
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1回だけ目で見た感触でなんとなく編めそうに思った(厚かましくも)けれど、家に帰ってみたらそのデザインをすっかり忘れており。
それでも「気分」で編みながら、4分の1程編んだところでふと気がついてその店の通販のサイトを除いたら、なんてことはない、やっぱりデザインが全然違っていた。

「編むは一回、着るは一生」でしたっけ?
気を取り直して全部ほどき、もう一度やり直して半分編んだところでまたその店に行く機会があり、そのマフラーを手に取ってみたらまた全然違っていた。

「なんでやねん!」

今度はそう思い、して編み直しせず。
まあいい。全く同じものを作ったのでは盗人になるから、と自分に言い訳する。

ヘタクソでも3m編むと、段々目が揃ってくるもの。解くなら、本当は「出だし」をほどきたいところ。あ〜あ、見えないように巻かなくては。


ちなみにこのマフラー、最初のお値段は確か80ドル前後だったかと思うのだけれど、この前行ったらセールで30ドル弱に下がっていた。私はこのマフラーを編むにあたって糸が21ドル、編み針が10ドル掛かっているので、時間給は「0」になる。

勿論、材料代も道具代もこんな数字にはならないはずだけれど、しかし、「絶対あれは手編みだ」と思うと、それを編んだ人たちは1本幾らもらったのかなあという疑問。

昔、母が(セーターなどで)ちょっと手間のかかる頼みを受けて、
「これなんて、時給に直すと200円ぐらいになっちゃう。悲しいからそんな計算しないけど。」
と言っていたことを思い出した。

手仕事はきついなり。

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ようやくこの田舎にも新型インフルエンザの予防接種の順番が回ってきて、先週学校から

「来週学区の児童全員が接種出来るようになった。が、接種は任意なので、意思確認の書類にサインして提出するように」

という手紙が来た。

様子を見たくて去年は「自主的には受けない」という方向でいたが、年も明けたし、

「受けられるものは受けておこう」

という姿勢で確認書を出した。

が、その後連絡なし。今朝になって「あれ?予定では今日じゃなかったか?」と気づき、子供には

「注射するって言われたら受けてくるように」

と言い渡して送り出す。結果、ナーは腕に注射、ニーは鼻腔のスプレーで接種して帰ってくる。
これもなぜだかよくわからないのだけれど、接種する部位(右腕とか左足とか)の指定がなかったら「鼻スプレー」だったらしい。ええっ、そんなこと書いてなかったよ〜と思うのだけれど、まあ、いい。結果は受けて帰ってきたのだから。

日本だったらインフルエンザの予防接種の朝は、熱を測って書類に書いて、と一つ手順を踏んだと思う。(それともうん十年前の話ですか?)
いいのか、こんなに適当で?

と、思うのだけれど、在住も長くなってくるとこういう事がどうでもよくなってきている。
なんとでもなれ、と思えば案外気楽なものなり。

マフラーも予防接種も。(笑)