イーストで山食

イーストで山食を焼いた。
一斤型がないので、パウンドケーキの型の容積を量ると、我が家の二斤型の約37%。一斤の8割計算で材料を計り、一回り小さいパンが焼けた。
丁度我が家の一日の消費量、逆に言うと「毎日焼け」ということかと思うと難儀だ。

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実は、夫が日本から「(実家の)近所に美味しいパン屋が出来た」と言って、石釜焼きの山食パンを買ってきてくれた。飛行機に乗る前日に買ったので、私たちの口に入るまでに焼けてから丸二日経っており、焼きたてを食べてきた彼にしてみれば「食感が落ちていてがっくり」という所なのだけれど、私達にとっては

「美味しい〜♪」

丁度「クープフェチ」さんのレシピ本にあった山食パンに惹かれていた事と、酒粕酵母で失敗続きだったので、初心に帰りイーストで気合を入れるという意味も込めて。

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久しぶりのイーストで、準備の段階からかなり緊張した。捏ねの具合、発酵温度、発酵倍率の見極め・・・全てにおいてこの真剣さが最近なかったなあと猛反省。レシピにある材料が揃わないので違いがあるとはいえ、おかげで久しぶりにまともなパンが焼けた。
生地の巻きは俵にしたのに不思議な伸び方をしているのは、恐らく捏ねの段階から水分が足りず固かったからかな、と思っているが。

ちなみに日本で売っている「モルト」と全く同じ商品はこちらにないので、恐らくは同じ類いと思われるグルテンとビタミンCの配合された粉末を使ってみたら伸びが良くて、引きの強い食感になった。焼き色の良さも恐らくこれのおかげかと。(本当の所、「おうちのパン」にこういう添加物を使うのには抵抗があるのだけれど、最近はモルトもビタミンCも一般の家庭で使われているのだと思うと、躊躇せずとも良かろうと決意。)

しかし、酒粕酵母ののんびりさと違って、イーストは工程の進捗が早い事!
発酵させている間にちょっと走ってくるかぁ〜、と出かけたものの、気になってそそくさと家に戻ったら丁度いい感じに発酵していた。危ない危ない。

「イーストで焼いてみて良かったね!」

とニーに言われた。やっぱり「きちんと」しなきゃね。

ということで、今日は朝から粉やその他の材料のストックをチェックしてみた。明日の補習校は三学期の終業なので、次回4月まで春休み。シカゴで買い出しをして、じっくり田舎で「実験」に取り組めるようにしておこうと思う。

加えてほったらかしのオーブンも掃除。
仕込み中の酒粕酵母が完成したら心機一転、また初心に返ってスタートしようと思っている。

ナーとニーの新学年と一緒に、ね。
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