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パン屋さん巡り@葉山・渋谷・代々木公園

「パン屋さん巡り」を私の夏休みの中盤のテーマに挙げて遊んでいたけれど、結局美味しかったパン第一位はボナママさんちの「ボナママ食パン」。

私のために焼いてくれたパン。(しかも深夜)

参った。

それと実務的な話。本の通りにやって来たつもりが、あれあれ。目からウロコのアドバイスがたくさんあって、今までの苦悩はなんだったのか、とも。

おいしいパンをたんと食べた。おいしい話もしっかり聞いた。
帰ったらおいしいパンを焼きたい。

それがどんなに大変なことかってことも分かってしまった夏休み、かな。

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ボナママさんから頂いた、ナーとニーへのプレゼント。
こんなことまで、いやはや。
ありがとうございました。

さて葉山観光、二日目の朝ご飯は葉山のパン屋さん「プレドール」で、次から次へとサーブされるパンを頂く。

「昼ご飯が食べられなくなるからセーブしようか」

などという邪念を追っ払いながらひたすら食べ続ける私。どれもこれも美味しかったので、近郊の方は羨ましい!あの朝ご飯のためだけに葉山へ早朝ドライブする価値があるのではないかと。
私は特にカレーパンと、最後に「これでもかっ」と頼んだアップルパイが双方なんとも懐かしい感じもして美味しく思いました。

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さて、「お腹が空かないかも」という不安はノープロブレムっっ!
渋谷で頂いたランチはボナママさんがしっかり調べておいてくださった「VIRON」(ヴァイロン、ですか?)で。

ここもパンの美味しいお店。ランチに付いていたバゲットも皮ががっしりバリッとしていてとても美味しかったけれど、メインのお魚も美味しかった。食後のコーヒーまできちんと美味しかったのはとても嬉しい。「全部が整うレストランは以外に少ない」と思うのは、今回のパン屋巡りの最中に寄り道していて思ったことなんですけどね。

ああ、偉そうにああだこうだ言える者ではありません。なにせ「渋谷でランチじゃん♪」とひたすら浮かれていただけだから。

私の友人も合流しての会食で、私のために「次」を計画してくださっていたボナママさんの焦りも思い至らず、ついゆっくり話し込む。

これが後で、大変なことに〜。

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ランチの後向かった「パン屋さん巡り@関東」の王道的メインは地下鉄代々木公園駅から徒歩(走って?)10分程の所にあった「ルヴァン」。

天然酵母パン歴浅し私としては、ただ単に「美味しいお店」というだけでなく、「天然酵母のパンとは何ぞや」を問うことの出来るお店だったか。
特にチーズの入ったパン(「名前を覚えろよ」と言う突っ込みは、もうどうかあきらめてください。)は、帰宅後一人で食べてしまった。

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で、充実した二日間。「これでもかっ」とばかりに密度濃く過ごした最後がとどめ。予定していた新幹線に間に合わないかもしれないということで、ボナママさん、代々木公園から東京駅まで全速力で走ってくださった。もちろん、電車内では大人しく汗を拭いていましたが。
さすが毎日アイたんのお散歩で鍛えている足腰。途中「まずい、置いて行かれる」と思った(瀑)。

遅れたからってどうとでもなる、すぐにそう思い直したけれど、最初に私が「しまった」って顔したのがいけなかった。私よりも真剣に時間を追いかけてくれたこと、本当にありがとうございました!

「新幹線に乗り込むまでは見届けなくちゃ。」

と、心配かけていた私。やっぱりへなちょこでしたか(笑)。

最初、約束の駅に降り立ち不安だったのは約束通り会えるかどうかではなく、果たして私はここに来て良かったのかどうか、ということだった。
これって「オフ会」というもの、ですか、とか。(笑)
「行きたい、会いたい」という気持ちだけでやって来た。でも本当の所は相手の気持ちや都合をあえて考えないようにしてやって来た。

「もしも迷惑だったら」

この際、もうそういうことは考えないでおこう、と。

「葉山観光大使様」ことボナママさんは、想像通り線が細く、でも、その細さの中に強さを秘めている方。パン作り、写真、ワイン、その他多彩なお話を伺いながら、その前向きで真摯な姿に参りました。なんでも中途半端はいけませぬな。

「おっちゃん」ことボナママさんのご主人様も、結局のところ丸二日私の勝手におつきあい下さったのでした。お二人揃って、葉山を愛してアイたんを愛してやまぬ姿に気持ち新たになって帰りました。
「うちも犬を飼ってもいいかも。」なんて思うぐらい。(笑)

人との出会いは本当に刺激になる。
特に今回のように、自分に興味のあることを先んじて努力していらっしゃる方の話は別格。今回の出会いは、私に取ってはかけがいのない大きなものになったけれど、彼女に取ってはただ、相手に与えるだけの時間だったと思う。申し訳なかったと思う。

いくら羨ましく思ったとしても、彼女のコピーが出来るとは思わないし、同じようになれるとも到底思わない。
ただ、この夏は、いい出会いがたくさんあった。真似をするとすれば、皆のように、毎日を楽しんで過ごすこと。

そう思った帰路。そろそろ私たちの夏休みは最後のまとめに近づいているのでした。
by riuilusa | 2008-07-23 22:52 | Kobe 2008