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 アリゾナ旅行 No.6:ラスベガス

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先日書いたザイオン国立公園は、アリゾナ州ではなく、ユタ州にあります。
注釈付けるつもりが忘れておりました、すいません。自分的にはもうすっかりアリゾナの魅力、というか、

「サボテンにとりつかれた」

私なので、今回の旅行は自分の中では「アリゾナ旅行」ひとくくり。すいません。

で、今日書くラスベガスもアリゾナではなく、こちらはネバダ州です。

フェニックスの空港でレンタカーを借りる際、どこを回るか聞かれ、

「アリゾナとラスベガス、えっとユタだよね?」

と返事したら、「ああ、ユタね」と契約書に「ユタ」と書いた彼。(おいおい)
その場を離れた後でニーが、

「ラスベガスってネバダだよ」

と言ったときには、ニーに突っ込まれるようになったかと、自分の頼りなさと彼女の頼もしさに感心したのでした。

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ラスベガスで泊まったホテルはヴェネチアン。
「チェックインしたらダブルベット二つのはずがキングサイズ一つ、なんていうベットでのトラブルがトラウマになってるんで」(日本では考えられないことだけれど)
と代理店の人に相談したら、このホテルは宿泊者数に限らず、部屋タイプを確保しての予約となるので、ベット数が違うというトラブルはない上に、
「このお値段でこのゴージャスさは決して後悔しませんよ〜」
という売り文句にそそられ、
「どうせ一生に一度の清水の舞台だ」
と奮発する。

ちなみにホテル探しをしてみて分かったが、アメリカのホテルは泊まる人数に限らず「一部屋いくら」で料金が決まっているが、ここラスベガスと国立公園の周辺にあるホテルに関しては、「一部屋大人二人」で基本料金が決まっていて、後は子供含め人数に応じて料金が加算されるという日本におなじみのシステム。なので、結構安いと思っても、子供二人を加算するといい値段になる。さすが世界のリゾートと思ったり、結構セコいと思ったり。

ちなみにホテル自体はアドバイス通り、部屋が広くてなかなかにゴージャスだった。
が、カジノ自体は何処のホテルに行っても似たり寄ったり、名物のビュッフェもしかり。結局寝るだけのことを考えるとゴージャスであるよりも、レンジと冷蔵庫が備えられているモーテルの方が住みごごちがよい、などと庶民は思う。

コーヒー1杯飲みたいがために、ルームサービスに15ドルプラスチップなんぞ払う気ないし、かといってコーヒーショップまで、エレベーター乗り継いで片道5分も10分もかかるような「大型ホテル」は、所詮庶民には向かない。(モーテルにはコーヒーメーカーがついてるぞっと)

駐車場だって広すぎて、部屋から車まで10分以上かかるんだから不便だと言ったら、
「バレーに停めたら便利で快適なのに」
と戻って来てから言われた。
バレーに停めて車を取って来てもらうのにいちいちチップを払うぐらいなら、自分で取りに行った方が性にあう・・・ええいっ、所詮庶民なんだから仕方あるまい!

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エンターティメントは"O"(水上サーカスのショー)を観て感動する。これは素直に文句なしに楽しめた。観て良かった。
ただその翌日、「サーカスサーカス」というホテルに子供向けのサーカスの無料ショーをやっているとのことで観に行くが、前夜のショーと見比べてしまい、比べるものではないと思うものの・・・
前夜のショーに出ていた人たちと、こちらの役者。ナーとともに人生の厳しさをかみしめた。

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二日いたラスベガスでは、結局ショーを1つとビュッフェ2回、あとは腹ごなしに目抜き通りのホテルとショッピングモールを散歩し、ホテルのプールで遊んで終わった。モールもシカゴと似たようなものだと割り切り買い物することもなく、大人っぽいレストランもビュッフェで一日満腹な我々には興味の対象外。

散歩そのものが楽しくてあっけなく過ぎてしまった二日間。短かったと思うけれど一生に1回で十分。そう言ったら、夫は自分だけ「リベンジ」に来るらしい。→手持ちの現金が少なくて良かったと胸を撫で下ろす私@カジノ。(笑)
次回はぜひカジノに興味のある方々と行ってください。

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ラスベガスにいる間、ナーはおやつに朝食に、クロワッサンを食べていた。特にベネチアンに入っているボーションというフランス料理店のベーカーリーに売っているクロワッサン。1個4ドルするクロワッサンは、ナーが今までに食べたクロワッサンの中でベストらしい。(値段的にも最高なんだからして)

そして、あまり甘いものを食べないニーが気に入ったのがフルーツタルトで、一口サイズに焼いてあるタルトの上にカスタードと果物が乗っているシンプルなもの。2件のビュッフェでともにデザートはタルトだった。

二人からは旅行後クロワッサンとタルトを宿題に出されている。

クロワッサンは却下、タルトは涼しくなってから。
とりあえず旅行記が終わるまで何も手に付かないと言い訳して、彼女達が忘れるのを待っています。