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リンカーンの町:Springfield,IL

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現地校の夏休みはまだあと2週間もあるのだけれど、補習校は次の土曜日が始業式。
ということで、嬉しい楽しい週末の2連休も今週で終わり。存分にお出かけしようと企んで、土曜日は東へピーチ狩り(広告の間違いで、単に売っているだけだった)、西へアートを楽しみ、次いで日曜日は南へリンカーンに会いに行った。

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"Lincoln Home"はイリノイ州の州都、スプリングフィールドにあるリンカーンの家。
この家を中心に南北に数件ずつ配置されている「ご近所さん」含め、どこにも今は人が住んでいない。きれいに整備された公園だなと思っていたら、ナント、イリノイ州では唯一の「国立公園」なんだとか。知らなかった。
今年は国立公園への旅行についているようだ。

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イリノイに住んでいる子どもは必ず行くという。→ウソ。実態は知らないけれど、いわば県庁所在地なのに我が家が行ったのは初めて。
無料で案内してくれるガイドさん付きのツアーはとても分かりやすかった。ここはリンカーンが弁護士になり、結婚し、子どもをもうけ、大統領になるまで暮らした家。
「ここに居た頃が彼にとって一番幸せな日々だったかもしれない。」
幼少の頃は一間しかない小さなログハウスでの貧しい暮し。大統領になってからは、子どもを病気でなくしたり、戦争を指揮しながらも犠牲者を出すことに苦悩した。
なるほど、行ってみて良かった。

しかし、それでも尚、「なぜ彼だけがここまで憧れ、讃えられる」のかという疑問は解決せず。
好き嫌いの問題なのか、な。あの帽子のせいかな。

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リンカーンホームの次はリンカーンミュージアムへ。
実はナーの補習校の宿題が煮詰まっているからここに来た、という理由もある。

「生誕200周年を記念して、『調べ学習のレポート提出』と『リンカーンをテーマにした作文』を書け。」

もうどちらも出来上がってはいるのだけれど、「出せばオッケー」なやっつけ仕事。ちょっと違う角度から刺激を受けて、宿題も見直してみてはどうかと思い。

と、前日に続き、ここでも友達に出くわす。ナーと同じ学年の子どもがいて、考えていることは同じ。週末の補習校にむけてどこも追い上げ状態か。失礼、うちと同じにしてはいけない。(笑)

ミュージアムは貴重品の展示とリンカーンの生い立ちや歴史的背景、彼の功績が映像などで知ることが出来る。が、持ち帰れる資料がある訳ではない(当たり前のことだが)ので、宿題に活かせるかどうか・・・帰りに聞いてみたら宿題を「書き直すつもりはない」そうで。

ま、楽しく観光出来たから良しとするか。

帰り道すがらリンカーンのお墓参りもしてきた。あいにく曇りがちで小雨も混じる天気だったけれど、かんかん照りよりずっとまし。いいドライブだった。

ということで、この夏最後のお出かけ満喫。この夏もよく遊んだなり。後は早く休みが終わってくれますように。