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Spelt小麦入りの食パン

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10月第2、3週はガレージセールと片付けに追われ、その余波がニーの「漢字検定」に悪影響を及ぼし(要はほったらかしだった)、第4週の先週はニーに付きっきりだった。(ニーは大迷惑)

だから忙しくて、殆どパンもお菓子も焼いていなかった。というのは言い訳で、時間はあったけどスーパーで「念のために」パンを買いだめてしまうと、すっかり焼く気が失せていた訳で。

久しぶりに焼いたパンは残っているSpelt小麦を粉に2割混ぜ、グルテンパウダーを3%加えて焼いたもの。卵も2個入れた。噛みごたえはあるけれど、引きはない。ふんわりしてないけど、なんというか、噛んでいると粉の濃厚な味が出てくるところが美味しい。色味は全粒粉と似てるんですが、味は違います。

しかし、捏ねた捏ねた。手捏ねじゃない(フープロ)からえらくはないけど、捏ねあげるのに普通の3倍ぐらい時間がかかった。水分が足りなかったのかな? またまたうっかり発酵させ過ぎだったけど、焼成中に型からはみ出てこなかったことからも分かるように、釜伸び少ないのは、いいのか悪いのか、こういう物なのか?

系統として、ヌテラたっぷりやはちみつの合うパン。
ナーが喜んでくれたのは勿論でした。

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さて。

気分がカレーに取り付かれている。それは日本のカレーではなくて、タイカレーやインドカレー。

きっかけは友達んちでランチを呼ばれたとき、同じく招かれていたタイ出身の友人が自家製カレーを持参してくれて、それがタイ料理のレストラン並みに美味しかったから。
そしてその週末、まだカレーが足りない気分の私。子供が補習校でお勉強し、放課後は漢字検定を受けている間に、親はインド料理を食べに行っていた。↓

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↑これでも飽き足らずに、昨日は友達から教わった通りに家でタイカレーを作ったが、ちっとも美味しく無くて、かなりガックリ来ている。もっと辛いのが食べたいのに、どうして辛くならない?

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カレーに取り付かれるきっかけを作ってくれた友人宅でのランチ↑。
オイルフォンデュと豆腐のスープを添えて、ベジタリアン向け手巻き寿司を用意してくれていた。皆決してベジタリアンではないのだけれど、アメリカの「SUSHI」のレシピ本にあったらしい。アボガドと、赤ピーマンと、アスパラを巻いて食べる。まあ、好みの問題でしょう。

アメリカ人の家庭なのに、昆布とかつおでとったスープ、のりとわさびと紅ショウガとキッコーマンの醤油。
私が彼女達を接待するときより、よほど日本的なテーブルだった。教育の成果だとほくそ笑む。

が、しかし。

豆腐が常温でスープカップに入れてあったり、上から注ぐ昆布とかつおのスープは、出汁をとっただけで塩も醤油も入っておらず、手巻きを作る時には、

「これがうちの子だったら、『ごはんで遊ぶなっ』って叫ぶよ。」

と言わせるマナーだったから、そのずれ方は推して知るべし。
日本人的には突っ込みどころ満載で、あーだ、こーだと教えつつ、最後には面倒になって、

「自分ちだから、好きにして!」

ということで大笑いのランチを終えたのだった。

うーん、やっぱり、きちんと教え直した方がいいのかどうか。
「きちんと」やる気がないし、例えどんなレストランに連れて行こうがマナーを気にするつもりがそもそも無いのだとしたら、仕方ないか。

あれだけ「違う、間違ってる」って言ったから、分かっているとは思うのだけど。

日本人は堅苦しいのかな、と、感覚の違いにまた驚かされたランチでした。

でも、紅ショウガとわさびでのり巻き作って、「スパイシーに過ぎる」と文句言われても、それは大間違いなんだなぁ・・・