パンプキンマフィン
今日のおやつはカボチャのマフィン。
缶詰のパンプキンペーストを使うので、日本のカボチャ味とは全く違う風味のものになる。チョコファッジやブラウニーと同じく、「日本に帰国したら食べたくなるであろう味」の一つだと思っているのだけれど、ナツメグやオールスパイスの類いはちょっと苦手で、家で作る時は一切省いてしまうため、実は純粋にアメリカの味でもなく。
カボチャ臭さをカバーするためにくるみとレーズンをたんまり入れて、
頭が良くなるようにフラクシードをまぜ、
しかし、ナーのために仕上げはクラムやらアイシングやらをトッピングとくれば、ヘルシーなのか気休めなのか分からないのは確か。
もっと素朴なのも好きなんだけど、そうすると食べないんだろうな、彼女は。
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さて、今日も一日中眠かった。
日曜日にDaylight Saving Timeが終わり、時計が1時間ずれて時差ぼけなのだと思われ。
毎度、この日の日曜日の朝は、大もうけしたような気がしてとても幸せなのだけれど、時差ぼけが身体に残るようになってからは結構つらい週を過ごす。
昨夜11時。体内時計は0時を指してすっかり寝る態勢に入っているのに、マケイン氏の敗北宣言とオバマ氏の勝利宣言を聞いていたらすっかり眠気が飛びました。
アメリカが変わると世界が変わる。
そう信じ、皆で幸せになろうと全精力で呼びかける力強さと、それに応え、我も続けと鼓舞する参加者。
" Yes,we can ! "
なんて、気持ちを一つにして歓喜する気概が日本と日本人にはあるか、と考えると寒々しい気分が頭をもたげた。もちろん、参加者の何割がお祭り気分だけで集まっているのかと穿った見方もできるのだけど。
ええと、実は特に10月中旬を過ぎてから勢いオバマ氏の優勢が伝わり、その当りからなんとなくマケイン派に偏っていた自分。負けそうなのにがんばってる人をみるとグーッとくるからで、自分でもあきれるけれどこればっかりは政治的な判断とは一切関係ありません。
ただ、
" I won't regret that it might have been. "
というマケイン氏の言葉。(テロップに出てたんですけどね。)
全てをやり尽くした人にしか言えない言葉です。
私は何事においても後悔するのが嫌で、でも最後は常に後悔しまくりなので、この言葉を聞いた(見た)時に、
「応援しなくてごめんなさい。」
などと思ってしまったのでした。これまた全く政治的な視野から離れた話ですけれど、ね。
by riuilusa
| 2008-11-06 12:44
| Muffin : マフィン